世界伝道体験記
−海外編−

教会の設立
教会の移転
信者も増えて大城兄弟の家のフロアでは、礼拝を続ける事が出来なくなった。
市内の地形の高い所に一建家を見つけて、借りうけることが出来た。
教会をそこに移転し、家主の了解を得て建物を改造して礼拝が出来るようにしたのである。

教会が独立すると、ブラジル人達が毎日の様に病気の癒しを求めてやってきた。言葉が分からないので、痛い所をつかまえて、なんとか、かんとかと言いながら、次から次ぎと尋ねて来るのである。

教会を訪ねてくるブラジル人たちは、教会の玄関に立っていて、私は、言葉が通じないので手マネで、此処に来なさい、座りなさいと言って、自分の胸を指差して、貴方の此処と、私の此処と、両手を合わせて、天を指差し、神様にお祈りしましょう、と言うと、シン(はい)、シン(はい)と納得するのである。
異言で祈って、「イエス・キリストの御名によって、この病癒されたり」と言うと即座に癒されて、今まで痛かったのが、痛く無くなっているので不思議そうにして、笑顔になって、「幾ら払いますか?」と、言うので、要らないと言うと、喜んで帰った。

オブリガード(ブラジル語でありがとう)イグレージャ(教会)に行けば、ただで病気を治してくれる。
今まで痛かった所が、即座に癒されて、金もいらないと言うので、この評判が広まり、翌日からどんどん病人が、押しかけてくるのであった。

毎日病気を癒していると、自分は福音を伝える為にブラジルに来たのであって、こんな事ばかりしていてはいけない。
言葉の解かる人々に、自分に委ねられた、「真の福音」を伝えなければならない。
病が癒される事は、「真の福音」に伴うしるしであって、病が癒されることが主体ではない、と思ったのである。


マットグロッソ州への導き

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