| 世界伝道体験記 −海外編− |
教会の設立 救われる人達がふえて来たので、プレジデンテ・プルデンテに教会を設立したのである。奥地の町からブラジル伝道を始めることにした。
夜行バスを乗り継いで、預けている荷物を受け取るためにサントスに行った。
今日まで荷物を預かって下さった山城ベーカリーにお礼を言って、荷物を受け取ると、山城社長が、自家用車でサンパウロまで送って下さった。そして、プレジデンテ・プルデンテ行きのバスに乗るまで見送って下さったのである。たいへん感謝したのであった。
ブラジルは温暖な国で、子供がよくできる。その子供たちが結婚して、家族が増えると、集落を造るほどの繁栄振りである。プレジデンテ・プルデンテの近郊にも、そういう家族がよくあり、そのような土地で福音を伝えて、家族全員が「水と霊」のバプテスマを受けて、救われる例も多々あった。
プレジデンテ・プルデンテ市内にある某教団の教会に挨拶に行くと、牧師から特別伝道集会の要請があったので、その御用を引き受けることにした。皆に呼びかけて、集まった牧師さんは40名程であった。
わたしは、聖書の御言葉を引用して、イエス・キリストの使徒達は、「水と霊」のバプテスマを受ける事を、福音伝道の常道として、全ての人々に勧めたのであった。
「使徒達の勧めを聞いて、救われた人々は、聖書が証しているとおりであり、イエス・キリストの名によって、バプテスマ(洗礼)を受けた人に多くの奇跡が起った事も、聖書の歴史が証明するところである。」
と、なお多くの証をして、聖霊をうけるように勧めると、全会衆が御言葉に従って、聖霊をうけて、感謝したのであった。
当教会のK牧師は私に教えを求めたが、私は、「既に聖書が教えている。ご自分で聖霊を求める様になさい」と言って、求め方を教えたのである。
「ハレルヤ、ハレルヤ」と続けて、異言がでるまで、祈り続けるように勧めた。
「必ず聖霊が降ります、聖霊が降ると、異言が出ますから、異言が出るまで祈り続けて下さい。ご自分で求めて与えられた方が、確信が持てます。聖霊は人が与えるものではなく、神から直接、与えられるものですから、異言が出たら教えて下さい、本当に聖霊か否かを確認しますから。」
K牧師は奥さんも同伴で、土曜日の安息日礼拝には、毎週出席されたのである。私は聖書に基づいて、洗礼のこと、聖霊のことなど、救いに関することを出来るだけ、詳しく語った。
或る安息日の礼拝にK牧師夫妻が出席された時に、聖霊を受けたかどうか尋ねたところ、聖霊かどうかは分からないが、違う言葉がでると答えられたので、私は、K牧師に前に出て貰い、肩に手を置いて一緒に祈ると、正しく異言が出ていたのであった。
「それが真の聖霊のバプテスマですよ。確かに異言です。先生はご自分で聖霊を受けられたのですよ」と、私は、K牧師が聖霊を受けられた事を、みんなの前で祝福したのである。
誰でも、『水と霊』とから生まれなければ、神の国に入ることはできない。(新約聖書ヨハネ伝第3章5節)とある。
K牧師は謙虚なかたで、自分は神学校で教えられた事を忠実に実行してきたが、話を聞いて目からウロコが落ちた、と告白されたのである。
この牧師は12名の女のお子さんがおられ、家族にも大変恵まれた方だった。
K牧師は或る教団の監督でもあるが、聖書の真理を知って、「神に背く事はできない。」と、その後は聖書の御言葉に従って、信者たちには、三位一体の洗礼は止めて、イエス・キリストの御名によって、聖書通りのバプテスマを授けていると言うのである。
もし、その事で教団から追い出されても仕方無い。自分は聖書の真理に従うことが、何よりも大事だといわれたのである。