世界伝道体験記
−海外編−

ブラジルに・真の福音より
サンパウロ市に進出
サンパウロ行きのバスに乗ると、チチャレンカ号で一緒にブラジルに渡った、長野県出身の青年も乗っていた。サンパウロ市に着いて、私たちは日本人経営の旅館に泊まることにした。
東京の兄弟姉妹達からいただいた、餞別金は合計50ドルであった。航海中寄港した国々で30ドルは使い、残った軍資金は20ドルである。この20ドルでブラシル開拓伝道に挑戦しなければならない。

それで、何が一番安くて沢山買えるかと、近くのマーケットに行ってみた。
マーケットでは、バナナが一番安くて沢山あることがわかり、古新聞紙に包んでバナナを沢山買ってきた。
旅館に帰って、長野県出身の青年とこれからの事などを話しあいながら、バナナで夕食をすませた。

ところが、お腹が張って眠れない。一晩中お腹をさすりながら、夜を明かしたのであった。後で知ったことであるが、バナナは不消化物で、寝る前に食べてはいけないと聞かされて、それ以後、夜は一切バナナを食べることはしなくなった。

翌日は、サンパウロ市の日本人街を歩いて見た。キリスト教関係者を探したが見つからなかった。それから、ブラジル人の教会で、異言を語る教会があると聞いて訪ねて見た。会堂のとびらが開いていたので、会堂の中に入って、異言で祈っていると、ブラジル人牧師夫妻が出て来て、驚いた様な顔をして私を見ていたのである。

お祈りをやめて、「私は先日、日本から来ました」と、名刺を出して自己紹介をした。
牧師夫妻は、日本人が聖霊を受けるようにと祈っていたが、日本にも聖霊を受けた教会があると知って、聖霊をあたえられたイエス様に感謝したのであった。

私は、聖書の御言葉は同じであると言って、携帯していたポルトガル語の聖書を開いて、日本語の聖書とつき合わせて、同じ箇所に、同じ御言葉が記されている事、聖書の教えは全く同じである事を、牧師たちと互いに確認しあって、御霊は一つである事を共に感謝したのである。
サンパウロ州の奥地で開拓伝道

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