| 世界伝道体験記 −海外編− |
二つの州のクリスマス感謝祭 マットグロッソ州のカンポグランデ゙教会には、洗礼を受ける人々が増えていた。
この年のクリスマス聖会は、サンパウロ州とマットグロッソ州にまたがって、クリスマス聖会を、掛け持ちで行わなければならなかった。そこでセスナ機を貸切して、クリスマス聖会をプレジデンテ・プルデンテの教会と、カンポグランデの教会の両方で行なったのだった。第2次カンポグランデ伝道 ある時、市内在住の或るお嫁さんが、急性関節炎のひどい痛みで、毎日泣き暮らしているとの事で、その家に呼ばれて神癒祈祷を求められたのである。
私は、痛みに耐えられないで泣いているお嫁さんの頭にオリーブ油を注ぎ、手を置いて祈り、「イエス・キリストの御名によって、この病、癒べし。」と命じた。
お嫁さんが急に泣き止んで、もう痛くないと言ったので、家族は驚いたのである。生ける神の御業に驚いて、イエス・キリストの御名を崇めて感謝したのである。
この事があって、全家族が『水と霊』のバプテスマを受けて、救われたのである。この家は大家族であるが、40キロ離れた町に、息子の家族が住んでいるというので、その町にも導かれて訪ねた。
『水と霊』の福音を聞いて、大勢のブラジル人達が集まってきて、『水と霊』のバプテスマを受けて救われたのである。その中には妊婦もいて、その告白を聞くと、ブラジルにはマクンマという呪いがあって、自分はその呪いにかかり、ブラジル中のあらゆる祈祷師や、病院に行って治療を受けたが、何の効果もなかったというのである。
私はこのご婦人に「貴女は本当に幸せな人です。神様はすべての呪いや災いから、今日貴女を救って下さったのです。お腹の子も、貴女と共に神様の祝福を受けるでしょう」と言うと、大変喜んでご主人と一緒に「オブリガード」と、何度も何度も礼を言って帰っていったのである。
ちなみに、ブラジルでは、オブリガードは"有難う"と言う意味である。
この町でも、大勢の人に『水と霊』の救を施すことができた事を感謝しながら、私達は喜びに満ち溢れて、イエス様の御名を崇めながら、カンポグランデにもどったのだった。
カンポグランデには、沖縄出身者が多く、私の話しを聞きたいという人たちが、多勢いた。
カンポグランデから少し離れた、沖縄出身者のコーヒー園で、この農場主の奥さんの病状が悪く、また労務者の家族の中にも、急性関節炎の激痛を持った老女がいた。毎日泣き暮らしていると農場主から訪問の要請があり、迎えのトラックに乗ってこの農園に行ったのである。
コーヒー園では、同郷の皆さんに歓迎を受けた。
そして、まず福音を語り、『水と霊』のバプテスマを受ける様に勧めた。
農場の全家族がバプテスマ(洗礼)を受けて、其の結果、全員、病い、わずらいは癒され、激痛に耐えられずに、泣きくらしていた老婆も完全に癒されて、家族もまわりの人達もみな喜び、農場の主は、ヤギを二頭もつぶして、洗礼式を祝い、私の労をねぎらってくれたのであった。
私は、『水と霊』の救いを受けた信者が増し加えられた事を、主イエスに感謝したのである。
それからサンパウロ州のプレジデンテ・プルデンテの教会に帰ったのであった。
牧師の呼び寄せ まだ沖縄に居るころ、「任地が決まっていなかったらブラジルに来ないか?」と誘った若いS牧師が、到着すると言うので、ブラジル生まれの青年を連れて、その牧師を迎えるために移民船の着くサントスに出かけたのであった。
同行した青年は、まだ海を見た事が無いと言う。生まれて初めて海を見る喜びと大きな船を見て、大喜びであった。
S牧師と再会を喜び、此処まで導かれた主に感謝したのである。
早速、S牧師をカンポグランデに案内して、ひとまずカンポグランデの教会の専任牧師として、教会を委ねる事にした。